おしえて!パイセン「オタクだけの婚活サイトで運命の人を見つけました」コミック発売記念

オタク婚活「アエルネ」の会員さんから寄せられた質問に、アルパカ子先生がバッチリお答えします!

Q
オタ婚ってお相手と友達感覚になりがちですが、アルパカ子さんの場合はどんな感じでしたか?
A
出会った当初も男女関係なく、一番の親友!って感じでしたし、今でも夫婦である前に大親友だと思っています。
婚活で大事なのは恋愛としてどうかよりも、人間性が自分に合うかどうかだと思いますし、個人的に友達にもなれない男性と結婚は考えられないので、この考えは大正解だったと思います。
今では同じアニメにハマって語り合ったり、寝る前に話が止まらなくなって夜更かししてしまったり、話題の尽きない楽しい生活を送っています。
Q
親戚や同僚に出会いのきっかけを聞かれたとき、何と答えていらっしゃいますか?
A
親戚や友達にはオタク婚活で成婚したことは特に隠さず、聞かれたらそのまま伝えています。同僚にはネットのSNSと答えました。
特に驚かれることもなく、最近はそういうのもあるんだねーとか、私もやりたいから教えて!と言われたりします。
住んでいる場所が東京だったり、同僚や友達もほぼ30代ということもあるかもしれませんが、婚活やネットでの出会い自体は今どき普通だよね、という感じで特に何も言われたことはないです。
大事なのは出会い方ではなく、2人の仲が良いかだと思いますし隠さずに堂々としてれば良いんじゃないかなと思っています。
Q
婚活疲れで自暴自棄になったり、退会したくなったりしたことはありますか?
A
パカ子:
婚活期間が短かったこともあって、特に婚活疲れはありませんでした。
仕事との両立は厳しかったですが、それも相手に伝える・返信する相手を絞ることで大分楽になりました。

夫:
アエルネの前に参加した婚活パーティー(アエルラ)でうまくいかない時期が続いたときは思い切って半年ほど婚活休止期間を作りました。
しっかり休んだからか「違う方法も試してみよう」という気持ちになれました。
Q
アルパカ子さんは現在の旦那様にビビビッと来たそうですが、
旦那様はアルパカ子さんのどんなところに魅かれたんですか?
A
夫:
初めて会った後のLINEで、風船にじゃれる黒ネコのメルヘンチックなカレンダー写真を送ったところ、トイレで読書に耽るおっさんシルエットのカレンダー写真を返信してきたところです。この人とは楽しくやっていけると確信しました。
Q
女性からアプローチしたり、会いたいと伝えるのはアリでしょうか?
A
パカ子:
アリだと思います!
せっかくお金を払って婚活しているんだし、積極的に行って良いと思います。

夫:
会ってみたいと思える相手なら、アリだと思います。
婚活サイトに登録する人は、時間が限られている方やどちらかというと奥手な方が比較的多いのではないでしょうか。
女性でも男性でも、待ってばかりいるとあっという間に時間が過ぎていってしまいます。
Q
街コンや婚活パーティーもありますが、ネット婚活にした理由は?
A
人見知りするほうなので、初対面の相手と仲良く話すというのができないかもなと思ったことと、日付が決まっているパーティーなどは休日出勤で出れなくなる可能性があったことです。
対面でのトークが得意なら街コンや婚活パーティーが合っていると思いますし、文字でのやりとりが得意ならネット婚活が合っていると思います。
自分に合っている婚活方法を選ぶのも大事だと思うので、やってみてダメだと思ったら他の方法を試してみようかなと思っていました。
マイナー目なドール趣味のオタクだったこともあって、結果的に色んな趣味の人がいるネット婚活が自分にも合っていたみたいです。
Q
メッセージの話題がいつも趣味の話ばかりで進展がありません。
結婚の話題を出すとプレッシャーになりますか?
A
パカ子:
婚活ですし特にプレッシャーにはならないと思います。
それに結婚の話をしたいのに言い出せなくてずっと我慢していても、上手く行かないんじゃないでしょうか。
どんな話題を出すか、その話題について話してくれるのか、というのも相手と合う合わないの判断にもなりますよね。
趣味の話ばかりではその人の人となりはあまり見えないんじゃないかなと思いますし、話題は自分から積極的に出して話を広げて行って良いと思います。

夫:
気になることなら、結婚のことであってもどんどん聞いてみるのがいいと思います。
せっかく婚活サイトで知り合っているのですから、結婚のことを聞いてみるのに、これ以上の場所はないと思います。
プレッシャーを感じるかどうかは、伝え方次第なのかなーと思いました。
Q
婚活について親や友人など、誰かに相談したりしましたか?
A
特に誰にも相談することなく、黙々とやっていましたが、婚活漫画やネットにたくさんある体験談などは参考にしました。
オタク婚活とは言っても、話題のきっかけになるオタク趣味があるというくらいで他は普通の婚活と変わらないので、一般の婚活の体験談はとても参考になりました。
Q
オタク婚活のいいところってなんだと思いますか?
A
知らない人と仲良く話すきっかけのオタク趣味があるということと、オタクであることを隠すことなく、素の自分で向き合える人を見つけられることだと思います。
婚活は付き合うことや結婚すること自体が目的ではなく、その後の長い結婚生活が目的ですが、素の自分を出せない人と数十年も生活するのは難しいんじゃないかと思います。
初めから素の自分で接していれば、後から「そんな人だと思ってなかった!」という事態も避けられるんじゃないかなと。
Q
婚活漫画を描こうと思ったきっかけは?
A
ひとつは、自分の婚活を通して、仕事が忙しくても、オタクでも、自分から動けば理想の結婚相手は見つかるんだ!と思ったことです。
いつかどこかで自然な出会いをして結婚できる…って思いがちですが、いつまでも「ただ待ってるだけ」では、一部の幸運な人を除いては出会いはないんじゃないかと思います。
結婚も結婚生活も、受け身でひたすら相手がしてくれるのを待つものではないですよね。相手のために自分から動いて行動するもので、婚活自体もそうだと思います。それを描けたらな、婚活を迷っている人の背中を押せたらな、と思い描きました。
もう一つは、婚活が終わった後、旦那さんにどうして自分を選んだのか聞いたら、思ってもみない答えが返ってきたことです(こちら)。
婚活というとまず外見を磨くイメージがありますが、それよりも他の所の方が大事なのかなと。ある程度自分を磨くことも必要ですが、そのままの自分を出していれば自分に合う人が見つかるんだなと思いました。

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