オタク婚活のアエルネ

婚活コラム

婚活中によく耳にする「仮交際」。でも実際には、「どこからが本交際なの？」「仮交際中に何をしていいの？」と、戸惑う人も多いはず。今回は、仮交際の意味や注意点、そして本交際との境界線について解説していきます。

仮交際とは、お見合いやマッチングのあと、「もう少しこの人を知ってみたい」と思った相手と、デートを重ねながらお互いの相性を見極めていく“お試し期間”です。この段階では、他の人とも並行してやり取りやデートをしてOKとされており、恋人関係ではないことが特徴です。

仮交際中は、お互いを知るためにLINE交換や食事デートを重ねるのは問題ありません。むしろ、積極的に会話や交流を通して関係を深めることが大切です。

一方で注意したいのが、恋人のような距離感を急ぎすぎること。たとえば手をつないだり、体の関係を持つのは早すぎます。この段階では、信頼関係も浅いため、スキンシップが逆効果になる場合も。相手のペースを尊重する姿勢が求められます。

また、「結婚後の生活はどうする？」「子どもは何人欲しい？」といった将来の具体的な話題は、仮交際ではまだ控えめにしたほうが無難です。本交際に進んでからの話題としてとっておきましょう。

仮交際を数回重ね、「もっと深く相手を知りたい」「この人と真剣に向き合いたい」と思えたら、本交際へのステップアップのタイミングです。本交際に進むと、基本的には他の仮交際相手とのやり取りを終了し、1対1での真剣交際になります。

この段階では、お互いの結婚観や生活スタイル、将来設計について、より踏み込んだ話をしていくことになります。

1. 期待しすぎないこと
仮交際は“仮”です。うまくいきそうと思っていても、突然終了する可能性もあるので、一喜一憂しすぎない心構えが大切です。

2. 連絡の頻度に配慮すること
毎日連絡を取りたい人もいれば、週に数回でちょうどいいと感じる人もいます。相手のペースに合わせて、適度な距離感を保ちましょう。

3. 自分の気持ちは素直に伝えること
「楽しかったです」「また会いたいです」といった前向きな気持ちは、きちんと言葉にして伝えましょう。相手にとっても安心材料になります。

仮交際は、「何となく続けるもの」ではなく、「相性を見極めるための期間」です。だらだらと長引かせるのではなく、数回のやり取りで「この人と本気で向き合いたいかどうか」を判断し、本交際への一歩を踏み出せるようにしましょう。

その先には、きっと“本物のご縁”が待っているはずです。